2019年10月18日金曜日

ノルマンディー2019年度新規募集馬診断①


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ノルマンディー新規募集が始まりました。

キャロットやシルクといった社台系列のクラブとは一線を引くノルマンディーオーナーズクラブ。

価格設定はリーズナブルなので馬代金を回収しやすいです。

私の出資馬グランティエラは現在準オープンですが880万円の募集価格でしたので回収率は約400%になってます。

これが社台系列になると募集価格5000万円以上の馬がたくさんですから、回収は容易ではありませんね。

ただし当然ですが、価格が低い分、社台系列と比べて母系が弱い馬がほとんどですから、勝ち上がり率も低く未勝利で終わる馬も多いのが欠点です。

ですが、勝ち上がりさえすれば回収できる馬がほとんどですから、このクラブではクラッシックに出るような馬を期待して出資するのではなく、コツコツ走って賞金を積み重ねながらクラスを上げていくような馬を探すのがおススメですよ。

では、一口馬主歴20年以上、父は元JRA栗東厩務員、コンシェルジュSによる独断と偏見、募集馬診断参ります。


1.フィアレスの18
胸前の深い立派な馬体。歩様はパワフルで1歩に重みがある。歩様からはトモの可動域はやや狭い印象。パワフルさの一方でスピードや運動能力にはやや不安を感じる。厩舎はこのクラブとの相性は良い。
骨格B 筋肉C 血統D 厩舎C+
(回収ライン)1勝クラス (期待値)2勝クラス


2.アンカジャポニカの18
牝馬としては馬格は合格ライン。ツヤのある皮膚から体調面の良さが伺え、歩様からは関節の柔らかさとハリのある筋肉が伺える。軽快なスピードのありそうな印象。ただ上のクラスで活躍できるようなパワーは感じない。厩舎はやや短距離寄りで高い馬が少ない割に結果を出してきている勢いのある厩舎。つい先日私の出資馬も友道厩舎で1勝しか出来ず最近はずっと頭打ちでこちらの厩舎に転厩してきたがこれまでとはガラリと変わり転厩初戦で見事に勝利を挙げた。価格も安くて良いのだが40口募集のところがネック。
骨格C+ 筋肉B 血統C+ 厩舎A
(回収ライン)1勝クラス (期待値)1勝クラス


3.アルボランシーの18
ヘニーヒューズ産駒らしい胸か肩のしっかりした馬体。前後のバランスがよく、歩様も筋肉感のあるパワーとスピードを感じる歩様。上のクラスで通用しても不思議ではない。血統からはどちらかと言えばダートだが2歳戦では芝も悪くはなさそう。厩舎も若手の方で預かってる馬の割には結果は悪くなく、ロードマイウェイがオープンで活躍中。
骨格B 筋肉B 血統C+ 厩舎B
(回収ライン)1勝クラス (期待値)3勝クラス


4.エレガンテココの18
写真よりも動画で見るとしっかりした骨格と身の詰まった筋肉の好馬体。プラチナムバレットも身の詰まった筋肉質な馬体だった。前駆はやや詰まった印象。馬体にもう少し伸びがあればなお良いが、良く言えばコンパクトな分神経が脚先まで通ってる感じの歩様。厩舎も悪くなく順調ならば比較的早くから使う厩舎。父ダンカークは日本に合いそうな印象。
骨格C+ 筋肉B 血統C 厩舎B
(回収ライン)1勝クラス (期待値)2勝クラス


5.カネツスペシャルの18
逞しい肩ときれいな首差しボリュームのあるトモのかなりの好馬体。歩様は筋肉のボリュームのある活気ある歩様。上のクラスでもやれそうなポテンシャルを感じる馬。ネックは父ノヴェリストの産駒成績でややスピードやキレに欠ける産駒が多い。また厩舎は以前は安い馬を勝たせる勢いのある厩舎だったが最近は1、2勝するものの頭打ちする馬が多い印象。馬の出来は良いのだが、血統、育成など弱い要素も多いので果たしてどうなるか興味深い。
骨格B+ 筋肉B 血統D 厩舎C
(回収ライン)1勝クラス (期待値)3勝クラス
   

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6.キョウエイハツラツの18
スラリとした馬体は母父オペラハウスの影響か。父ブラックタイドの背軸の良さは受け継がれてる印象。ただ牡馬としては華奢な馬体で力強さに欠ける印象。
骨格D 筋肉D 血統C+ 厩舎C+
(回収ライン)1勝クラス (期待値)未勝利クラス


7.サイレントソニックの18
深い胸前と大きなトモの迫力ある馬体。父モーリス産駒は他クラブでも好馬体の馬が多い。歩様は前の掻き込みが力強く筋肉感のある歩様で兄も走っている。動画で見ると後駆がやや後ろにタレているのでややトモのかかりが不安。厩舎は未定となっているが宮田厩舎の模様。新規開業厩舎は馬に能力あれば力を入れて大事に使ってくれるが、馬房数が限られており多数の馬は出走数が少なくなるリスクも考えておきたい。
骨格C+ 筋肉B 血統B 厩舎C
(回収ライン)2勝クラス (期待値)2勝クラス


8.シャルマンレーヌの18
写真よりも動画の方が良く見える。写真よりも動画の方が筋肉質で躍動感のある歩様。トモの踏み込みも良く骨格もしっかりした印象で、全姉も走っているので本馬もそこそこのポテンシャルを秘めていそう。
骨格B 筋肉B+ 血統C+ 厩舎C+
(回収ライン)1勝クラス (期待値)2勝クラス


9.タマヒカルの18
まだまだ幼い体つきの馬体。筋肉の弾力を感じる歩様で柔らかさもある。現状トモはやや小さく見えるが肉付きは悪くない。今後の成長の余地が多い馬なので良い面が一気に出てくれば良いが、成長が遅い体質そうなのでデビューは遅くなりそうなのは覚悟しとおきたい。
骨格C+ 筋肉C+ 血統C+ 厩舎C+
(回収ライン)1勝クラス (期待値)1勝クラス


10.トーセンフォーユーの18
歩様は関節の動きがスムーズで柔らかい。歩様は軽やかで馬体のバランスも悪くないので軽快なスピードふありそうな印象。たが力強さには欠ける印象。母が高齢なのと兄弟も走ってないので血統背景は弱い。
骨格C+ 筋肉C 血統D 厩舎C
(回収ライン)1勝クラス (期待値)未勝利クラス

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11.ハルシュタットの18
コンパクトにまとまった馬体で筋肉量はまずまず。歩様は柔らかさを感じる筋肉で重心が低くなる歩き方は評価できる。ただ実際の数字を見ると小さいのでもっと数字が増えて欲しいところ。父トーセンラーの産駒はザダルがオープンで活躍中。ザダルはキャロットクラブの募集時からバランスの良い好馬体だった。
骨格C+ 筋肉C+ 血統C 厩舎C
(回収ライン)1勝クラス (期待値)1勝クラス


12.プリュメールの18
やや胴長の馬体。細身に見えるが背中はしっかりしており、筋肉量は足りないが弾力のありそうな筋肉の質を感じる歩様。筋肉の弾力はありそうなのでそこそこの運動能力はありそうだが筋肉量など見るとパワーは感じない印象。母が高齢なのもマイナス材料。
骨格C 筋肉C+ 血統D 厩舎D
(回収ライン)1勝クラス (期待値)未勝利クラス


13.ミワノロマンスの18
現状まだ馬体重が小さいが、全体的な馬体のバランスは悪くなく、骨格はしっかりしている。四肢の出もスムーズでトモもしっかりしている。芝もいけるだろがどちらかと言えばダート寄りの印象。使われつつ力をつけて行くタイプで古馬になってからの印象。
骨格B 筋肉C+ 血統C 厩舎B
(回収ライン)未勝利クラス (期待値)2勝クラス


14.モトヒメの18
すでに500㎏になる大型馬だが歩様は重苦しさがなく筋肉の柔らさと弾力を感じる力強い歩様。母が短距離馬なので本馬も馬体や血統から短めの距離になりそうで芝・ダート問わずいけそう。厩舎は1流。他クラブのグロリアスヴェイズでお世話になっているが早い時期からどんどんというよりは大事に使って古馬になってからの使い方が多い。近年の父マツリダゴッホ産駒成績がいまいちなのは不安材料。
骨格B+ 筋肉B+ 血統C 厩舎A
(回収ライン)1勝クラス (期待値)3勝クラス

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