2016年6月28日火曜日

募集馬診断〈シルクホースクラブ追加募集馬〉

シルクホースクラブで第3回追加募集馬が出ました。

この時期の追加募集馬は、馬(故障や不安などあって売却等見送られてきたが馬がしっかりしてきたとか)または馬主・牧場などの都合等何らかの要因で回ってきた可能性が高いですが、思いがけない掘り出し物があったり、入厩間近な馬など含めてこの時期の馬の状態を確認してから出資出来るので良い馬と出会えればラッキーかなと思ってます。


◇バイラオーラの14 (父)ルーラーシップ(母)バイラオーラ   勢司厩舎(東)
バランスは良いが歩様見る限りまだ緩い馬体。走りは力みが見られる。この厩舎なので無理使いはしないだろうから馬にとっては良いかもしない。出走が少なくなりそうな予感。
馬体B 血統B 価格B


◇クラウンピースの14(父)ゼンノロブロイ(母)クラウンピース   木村厩舎(東)
母は活躍馬を輩出してるが高齢なのが不安材料。体型は胴が長いので長距離向きか。背肉が足りないのでパンとするまで時間がかかりそう。
馬体C 血統B 価格C


◇メイショウアゲハの14(父)ダノンシャンティ(母)メイショウアゲハ 吉田厩舎(西)
ダノンシャンティ産駒らしく筋肉隆々な馬体。歩様も力強いだけでなく案外程よい伸びがある。トモの筋肉はまだこれからかな。
馬体B+ 血統C 価格B


馬体…骨格、筋肉、歩様など
血統…父系・母系の血統の良さとその相性、母馬の年齢など
価格…種牡馬の種付け料から考えて妥当な値付けか否か
評価…A+/A  /B+/B / C/ Dの順


今回の中ではメイショウアゲハの14が一番かな、との感想。ただ血統、母の年齢等考えるとそこまで引惹かれはしないので自分は今回見送る予定です。





2016年6月24日金曜日

東京サラブレッドクラブの気になる残口馬



東京サラブレッドクラブの募集馬『アルレシャ14』(父)ディープインパクト(母)アルレシャが下河辺牧場から吉澤ステーブルEASTに移動しました。(6/23の公式情報より)今後はワンクッション置いて吉澤ステーブルWESTへ移動予定。


管理する安田調教師によると「早い内に移動させて環境に慣れさせたい」「デビューは秋口以降になりそう」との事。


この馬、募集時は体も小さく全くノーマークだったんですが春以降から急に良い馬体へと成長した印象で急に気になり出しました。ディープインパクト産駒、安田厩舎と強調材料もありますが、ひとつ上の全姉が未だデビューしておらず(7/3デビュー予定だそうです。調教は良いみたいです。)この馬自身もまだ幼いとの事で不安材料もあり出資しようか迷うところです。


最新の動画で歩様や走りを見てみると、胸前も深く力強い走りをして好印象です。ただ、前脚と肩の伸びが少なく、硬く感じる気掛かりな点もあります。


この根本的な「硬さ」は、今後の調教で多少は良くなってもあまり解消されない気がするんですよね。


ちなみに今年オークスを制したシンハライトの同時期の調教動画は、肩の出がスムーズで掻き込みも強く全身を使った走りに感じられました。


うーん、やはり、条件戦でソコソコ走ってくれる可能性は感じますが、重賞で活躍するまでには感じないので出資は見送りつつ応援する予定です。


東京サラブレッドクラブの2015年募集馬の募集は6月30日までです。出資の場合は急がないといけませんね。


『アルレシャ14』
(父)ディープインパクト(母)アルレシャ
安田厩舎予定
募集価格  4000万(一口 10万円)